河合塾マナビス大船校のアドバイザー&アシスタントアドバイザーによる
リレーコラムを掲載していきます。
テーマは「高3生の頃考えていたこと」
第5回は久松先生の登場です。
こんにちは!
上智大学 文学部 新聞学科3年
久松美波です。
高校3年生。
今からもう3年も前のことなのに、まだまだ鮮明にあれこれ思い出されます。
楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと。
受験生という平坦な毎日を過ごしていたからこそ、些細な出来事も記憶に残っているのかもしれないですね。
今から9年前、私は鎌倉女学院という地元の中高一貫校に受験をして入りました。
華やかで優雅な夢の女子校ライフ、、、と思いきや、私が入学したのはどうやら動物園だったみたいです。とても「可愛らしい」とはいえない学校生活でしたが、私にとっては賑やかで楽しい毎日でした。でも、中学3年生の時と高校1年生のときは魔の2年間でした。特に理由はないのですが、あまりにも刺激の毎日に少し飽きてしまったのです。地元の公立高校に友達が入学し始めていくと、急にみんながあか抜けていって、いわゆる「JK」になっていったんですね。高校受験もなかった私にとってなんだかこの時期はすごく自分の生活が閉鎖的でつまらなく思えました。これって中高一貫あるあるですよね?(違うかな)
あとは、あれだ。
自分が悪いんですが、私成績が全く良くなくて。
週5回バレエの稽古に通って終電帰りをする日々だった…といういい訳も一応あるのですが、もちろん私の努力不足でもありました。成績は下から数えた方が早いのは当たり前。数学は追試じゃない時の方が少ない。まさに、「沼」の時期でした。
そんな毎日が一転したのが高校3年生の4月。周りがどんどん受験生になっていくのにつられて、私もなんとなく受験生になっていきました。この時にマナビスにも通い始めました。それこそ、もっとつまらない日常になっていったと見えるかもしれないですが、、、大学受験はまさに、私にとって「刺激」でした。こんな一大イベントに参加できるのは人生一回きりですからね。謎に私のエンジンは全開になっていきました。学校の成績も苦手だった理系科目がなくなったことから急上昇し、波に乗りました。
今、勉強さえ頑張れば待っているのは人生の夏休み!(大学生活のこと)
この浅はかな希望さえも勉強の支えになりました。
志望校の設定や、この学部を選んだ理由について、よく聞かれますが、正直「フィーリング」です。なので、系統問わず、色んな大学や学部を受験しました。どこにしろ、入学したら道は開ける、そう信じていました。こんな楽観主義者あんまりいないですよね…。
でも!実際その通りでした。大学に入りさえすれば道は開けるものです。興味の幅って無限大ですからね。万歳!
高校3年生の時の私、勉強を頑張ってくれてありがとう。
今でもこの気持ちでいっぱいです。
一人でも多くの受験生の健闘を祈っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。